もうすぐ一年で一番日焼けする5月。
5月は一年で一番湿度もなく紫外線が地上に届くのをご存知でしたか？

シミ・ソバカス・ニキビ・乾燥肌の原因は皮膚を紫外線や乾燥から守る皮脂膜（カラダの皮膚から分泌する汗と皮脂でできる乳液の役目をする保護膜）が理想的なバランスで1日良い状態で保たなければいけません。
カラダからは頭皮や皮膚から、汗や皮脂が分泌されながら余分な金属や排出物を排出する役目を果たしています。
環境や食生活が乱れる現代では食品に添加物が含まれ、体液をきれいな状態でキープする事は難しくなりつつあります。

神経は肌の状態を脳に伝え汗や皮脂を上手にバランス良く分泌し、理想的な弱酸性の皮脂膜をつくりバリア機能を高め、紫外線から肌を守っています。
汗にはサラサラ汗とベトベト汗に分かれます。

サラサラ汗は肌の表面の角化を邪魔しませんが、ベトベト汗は角化を妨げ、表面の角質を厚くし皮脂を固め酸化すると黒ニキビにもなったりします。

正常な皮膚表面は弱酸性で保たれますが、汗が多くなるとアルカリ性に傾き皮膚表面を紫外線から守るバリアがが弱くなり、皮膚トラブルや日焼けを防ぐことができなくなります。
更に角質が剥がれにくくなり、厚くなった皮膚は毛穴も大きくなり皮脂も固まって出にくくなってきます。
皮膚に雑菌が付着することでニキビの原因にもなってしまいます。
簡単なケア方法は皮膚表面を乾燥させない事。
夏になるとTゾーンの皮脂を気にしてあぶらとり紙をを使用しすぎる人もいますが、皮脂の取り過ぎは肌を乾燥させるので更に皮脂が分泌され、逆効果で脂性肌になり毛穴が開いてきます。
紫外線にも要注意ですが、化粧直しの方法も逆効果にならないように気をつけましょう。

著書一覧