夏の肌は、汗や皮脂の分泌の影響で全身の肌のトラブルが現れる季節。

何度も体の手先や足先のボディチェックが必要であることをご紹介してきましたが、今日のお客様も料理に洗濯にと水仕事が増え、つい食器洗いの洗剤で手にヒビ割れができ、ステロイド入りのクリームで目立たなくする「対処療法」をしている女性にお会いしました。
何度も手荒れを気にしていて、爪に縦線が入り変形していました。
手先や足先は血液やリンパなどの体液が集まり、皮膚排出ができる部分、しかも手の先は足先より目立ち、見える部分で気になるためについついステロイドに依存してしまいがちです。
一次的におさまり治ったように見えても必ず再発し、その都度同じ繰り返しで、完全に治癒することは難しく、ステロイドを使った場所から排出し、ヒビ割れする悪循環になっています。
この悪循環から脱却するには強い意志と正しい方法が必要です。

注意点は
①水分をつけた後は必ず油分を与え、乾燥させない。
②夜眠った時に体温が上がるとかゆみが出るので、しっかりハンドクリームなどの油分を補い、手袋などで掻かないための工夫が大切です。
③ヒビ割れした指先には乾燥を防ぐ保湿ハンドクリームを塗り、更に使い心地の良い改良されたバンドエイドを貼って、傷口が広がらないように注意しましょう。

夏は自律神経が乱れて排出機能が衰え、体中に水分が滞ってムクミがでたり、逆に体内の水分不足が原因で肌内部の水分が不足して、肌荒れをおこす等、どちらもカラダの調節機能が衰えて、バランスをくずしていることからおこります。
歪みを正しながら、関節をリズミカルに動かすことはこの両方に効果的です。
でも、速攻効果がなく症状が見えるわけではないので３ヶ月を目安に、体の新陳代謝を促し、肌艶の良い健康的な全身肌づくりを心がけてみてください。

体流を良くし新陳代謝を促すことは、肌の外側だけでなく、肌内部の水分もバランス良くキープできるので、肌のバリア機能も次第に回復し、肌のバリア機能が高まれば肌荒れも次第に治っていきます。
手先のヒビ割れにも関節ほぐしや、全身の整体施術が長い目で必要だということを理解していただけたでしょうか？
慢性的な手荒れには、何事も急がば回れ「対処療法」から脱却して「根本改善」から始めてご自慢な手を取り戻して下さい。

是非、ステロイドを塗り続ける人生にさようならして手荒れから解放されると、睡度もあがり熟睡できるようになり、不調もストレスも少なくなりますよ！

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