五十肩(四十肩・三十肩)の改善法
肩に痛みがあったり、腕が思うように上に伸び上がらなかったり、動かない人は五十肩(四十肩・三十肩も同じ不調)になっています。
年齢が若いと三十代でも症状が始まります。
パソコン業務やスマホ時間が長時間になると、肩関節がズレて固くなり肩甲骨まわりの筋肉まで硬く固まってしまいます。
肩骨周りの棘上筋や棘下筋が伸縮しずらくなって、手やうでが上に伸びずらくなり、無理が重なると手が頭の後ろや腰、肩甲骨、反対の肩先に届かないようになって日常生活に不便が生じてしまいます。
日常生活の中で肩を急にひねったり、ねじったりして痛みが出るとさらにカラダは硬く固まってしまいます。
ひどくなると着替えも不自由になり、不眠の原因にもなり自力で腕が上がらなくなります。
四十肩だけでなく、最近ではパソコン業務を前のめりでキーボードを指や腕に力を入れすぎで使用し、長時間打ち続ける職種も多いため、ゆび関節が曲がったり腱鞘炎や肩関節周囲炎(五十肩)などに悩む人々が増えているようです。
急性期は強い痛みを感じますが、慢性期になると痛みがおさまりながら運動制限が起こってしまいます。
五十肩の痛みを和らげ、再発を防ぐには一次的には薬物療法や関節内注入でヒアルロン酸やステロイド注射などの方法もありますが、できるだけ根本から不調を改善する運動療法を無理せず根気よくおこなうことをオススメします。
五十肩もギックリ腰も同様に冷えることで、血行が悪くなり筋肉や腱などがこわばり、硬く固まりやすくなってしまいます。
これから冬に向かって夜間の冷えにも注意を払い、冷やさず温め、指先→手首→肘関節→肩関節→肩甲骨周りまで連動するように動かすエクササイズやストレッチが効果的です。
誰にでも起こりうる不調ですので、「年だから仕方がない」「そのうち良くなる」と放置せず、冷やさないことや無理のない適度な運動をすることが重要です。
自覚症状を感じたら早めに実行することで、痛みを改善したり再発を防いだりすることができます。
手の指から肩甲骨周りの腱までがほぐれると、天使の羽の肩甲骨が浮き出てきます。
あせらず、指先の関節から手首関節、肘関節、肩関節までの関節や腱を五十肩にならないように伸縮の良い健康で美しいカラダづくりを心がけましょう。
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