自分のお尻の形は前から見ると見えずらく、出っ尻や垂れ尻になっていても気づきにくいものです。
振り返りながら鏡に映してもなかなか見えずらいものです。
出っ尻や垂れ尻に気がつくためには、鏡の横に立ち、全身を映して良く観ることが大切です。
お尻の形に気がつくためのチェック法は横向きで鏡を観て
①下腹が出ていないか？
②太ももが太く張り出していないか？
③ふくらはぎが太く硬く張り出しいないか？
④背中が丸まっていないか？反りすぎていないか？
⑤首が前に曲がって頭が前に出過ぎていないか？
⑥顔のあご周りにコリがあったり顔太りしていないか？
⑦二の腕の外側や肩が太って硬い筋肉がつき過ぎていないか？
これらにチェックが多い人は背骨のSカーブが深く、出っ尻や反り腰になっています。

最近では、仕事や生活習慣も変わり、お尻が後ろに張り出した大きなお尻の形を好む人も増えてきました。
イラストのように骨盤が前傾すると、背骨のSカーブは深くなり下半身の腰椎に負荷がかかり、お腹周りに腰ベルト状の筋肉や脂肪が発達してお腹太りになり、必ずと言っていいほど太ももが太く前張りになるという特徴があります。
また、股関節も外側にズレて脚の付け根の横が張り出してくる特徴があります。
このような股関節や腰椎に歪みがあるお尻は必ずと言っていいほど、腰幅やお尻幅が広がっているという特徴があります。
脚力が強く脚に歪みがない人のお尻は、股上も短くお尻も下がりませんが脚力も弱く、脚がXO脚などに歪んでいると出っ尻や垂れ尻になってしまうという特徴があります。

垂れ尻や出っ尻で大きなお尻の女性は必ずと言ってよいほど、太ももやふくらはぎが太くなり張り出しているのが特徴です。
何故そうなるのでしょうか？
人間は四つ足から２本の脚で立つように進化し、脚の付け根の股関節の球関節で回旋して前後の筋肉が移動し立つことができるようになりました。
カラダを保護しながら働く大きな筋肉のお尻の大臀筋と太ももの前の大腿四頭筋は連動し、大臀筋が大きく発達することと太ももの前の大腿四頭筋が硬く厚く大きく発達することに連動しています。
お尻がとても大きな人は太ももも驚くほど発達していて、太く発達していることに気がつかれると思います。（男女や目的により鍛え方がありますが・・・）
女性の場合、太ももの太さが50cm以上ある女性はカウンセリングや施術でもカラダのしくみを説明し、必ずお尻と太ももの関係も説明して目的に合うお尻の形づくりのアドバイスをするように心がけています。
ガイアメソッドの美尻づくりは、骨盤が広がらない、お尻が下がらない、太ももが太くならないヒップアップ法です。
また、お尻太り、下半身太りのカラダは上半身が必ずと言ってよいほど背骨が前に前傾している猫背や逆に上半身の背骨が後ろに反りすぎている反り腰になりやすい特徴があります。
美尻づくりには下半身の歪みのない美脚づくりでカラダの土台になる脚や股関節、骨盤を整え、骨盤の仙腸関節で支える背骨を正しいSカーブに戻すことが重要です。
本来、着物文化の中で生活していた日本人女性は極端な出っ尻や反り腰にはなりにくい体型を維持してきました。
最近では着物の着付けもゴム紐を使い着崩れを防ぐ工夫がされていますが、紐のみで着物を着ていた時代ではカラダが歪むような生活習慣をすると、着崩れしやすくなるために身のこなしや所作に工夫があり、カラダが歪まない健康な生活習慣が保たれていたのだと思います。
疲れやすい現代の日本人ではよほどの人でないかぎり、ハッと思わせるような美しい生活習慣を身につけている人は見かけにくい時代になりました。
逆に、体幹や姿勢を整えるための筋肉づくりやポーズレッスンを取り入れる時間を費やす女性が増えているような気がします。
美しい美尻づくりは下半身の美脚づくりと相関関係にあります。

是非、歪みのない美脚と美脚に支えられた美しい美尻づくりを体験してみてください。

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