“カラダの臭い”は遺伝子と関係し、「若い時のカラダの臭い」と「中年期のカラダの不調や疲れによる臭い」また、「高齢期の老臭いと呼ばれる臭い」その他「ガン細胞からの臭い」などがあります。ホルモンのアンバランスによって起こる十代の思春期や成長期の若い頃の好きか嫌いかだけですまされる臭いは別として、その他の不調による臭いは気づきたいものです。

その他の気になる臭いは“カラダの不調を気づくためのサイン”だと気付くことで真剣にチェックすることができます。

「頭の髪の地肌から出る臭い」

「脇からの臭い」

「足からの臭い」

「手から汗と共に出る臭い」

「口から臭う」

「カラダ全体から臭う嫌な臭い」

など、分泌されるカラダの部分でも判断ができます。チェックポイントは“臭いを気にして洗いすぎる”ことも原因にあげられます。

頭皮の地肌や脇、足や手など、気にしすぎることで活発に分泌するようになり雑菌が繁殖しやすくなります。対策はバランス良く洗い、保湿ローションやクリームで保湿する習慣を身につけること。

その他では、カラダの衰えと共に筋肉が固くなり「血液」「リンパ」の流れが悪くなると全身の内臓機能も弱くなり、それぞれの臓器や器官の働きが悪くなります。尿や便からの排出機能が悪くなると排出不十分なカラダの毒素が、全身のカラダの毛穴や皮脂腺、汗腺から排出してきます。

更年期を過ぎると男女共に、疲れている人に多い「疲れ臭」や病院の高齢の患者さんの「老臭」は独特で同じ臭いがします。

髪の地肌も良い臭い消しシャンプーで気付かない場合もありますが、お風呂前にチェックしてみましょう。

また、更年期を過ぎると耳やおへそ、デリケートゾーンの臭いでも気付くことができますよ。

次回、肌色やザラつき、吹き出物で知る体調不良です。

では、また。

著書一覧