からだの歪みを直す−肌 ①−
今回から部分的に“からだの歪みを直す”とどんな事が起こり、どんな風に変わっていくかをご紹介することにしますね。
1回目は「肌」です。
何故、歪みを直すと肌がきれいになるのか?
「ピーン」と感じたり「あらそう」と、すぐに納得する人は少ないかもしれません。
12冊の出版本には、詳しく書かれていますがもっと簡単にわかりやすくとりあげてみたいと思います。
そもそも、人間のからだの表面の肌は表皮・真皮・皮下組織からできています。
体表の肌は、毛細血管の血液が栄養を運び、細胞を作り表面の表皮の角質層へ送り出し、生まれ変わります。
毛細血管は、心臓の収縮で肺動脈から上がりたっぷりの酸素を取り込み肺動脈でもどり、太い血管の肺動脈から植物の葉脈のように末端の毛細血管に流れていき、からだにあらゆる臓器や皮膚表面に動脈として栄養や酸素を送り込み、老廃物を静脈として心臓にもどしてくるメカニズムになっています。
からだに歪みがあると、この血液の流れを妨げます。
長時間のデスクワークは、前首、前肩になり顔の皮膚の血行を阻害します。
また、人間は進化の過程で立てるようになった事で肩関節で筋肉の形や位置がずれ、足はさらに180℃近く回転して、股関節まわりの筋肉は細かく上手に回転し、ねじれて歪み血液もリンパも悪い部分なのです。
手より足のムクミがひどいのは、この進化のねじれによるものです。
まして、立ったり歩いたりする人間の上半身の重みを股関節まわりは、上からの重みとして圧がかかるのです。
心臓からの距離が手より足の方が遠くにあるのも原因です。
そこで、血液やリンパの流れを良くするのに活躍し、とても重要なのが関節です。
可動域が広く関節を良く動かす人は、一般的に毛細血管まで新しい血液がゆき届き、肌は美しいものです。
血液の行き戻りがスムーズでリンパの流れが良いからだは、毒素は溜まりにくく疲れもたまりません。
からだが、疲れてくると肌はどす黒く(日焼けとは違い)体臭もきつくなることでもわかりますね。
本能的には、人間は肌の美しい健康な人間を好むのは当然だと言えるでしょう。
余談ですが、人間の血液の遺伝子と植物の葉脈の形が似ているとも言われています。
ご存知でしたか?
そして、人体1人分の血管の長さは地球を3周半の長さです。
人体って不思議ですばらしいですね☆
それでは、次回もお楽しみに♪
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