日本には四季があり季節の変化を楽しめる一方で季節に合わせて生きる為の準備がかかせません。

生きる為の知恵、工夫がフッフッと湧いてくることも日本人が独特の勤勉さやせっかちな性格の人が多いのもこの四季と関係あるように思えます。

あらゆる動物も植物もこの季節と多いに関係があります。

植物は春の風と寒暖のはげしい気温の変化で花を咲かせ芽吹きはじめます。

人間にとってははげしい気温の寒暖の差は体力を消耗します。体温調節のために自律神経が過敏に働きエネルギーがたくさん使われるのです。

そのため疲れやすかったり、眠かったりして身体が休養を求めがちなのはこの為です。

そこで免疫力を高める食品群としてオススメしたいのがきのこ類の多糖類です。

きのこ類はどんな料理にも合い、底エネルギーという点でも魅力的です。

カルシウムの吸収を助けるビタミンDや食物繊維が豊富なことでも知られています。

カルシウムは自律神経の働きを助け骨や筋肉を丈夫にし、皮膚を美しくしてくれます。

また、食物繊維は便秘気味の腸をきれいに掃除してくれます。

きのこ類に含まれるβ–グルカンなどの多糖類は腸管免疫の活性化に役立っています。

β–グルカンが多く含まれるきのこ類はしいたけ、まいたけ、メシマコブ、霊芝、アガリクスなどです。

腸内細菌によって部分的に分解されたβ–グルカンはM細胞を通してその情報がヘルパー細胞に伝えられます。

又、きのこ類は免疫の活性だけでなく抗酸化作用が高いことでも知られています。