まだまだ暑い日が続きますね。

今回から最初にお伝えした大まかなテーマの②の「小顔、首長、バスト美人」に入ります。

3回目までの「足長、骨盤、股関節美人」のテーマではお伝えしたい事がまだまだたくさんありますが、又の機会にということで楽しみにしていただければと思います。

プロの方がもし読んで頂けたとすればたくさんの筋肉や骨の名前を覚える観点からでなく、もう少し人体を違った見方で考えさせて頂ければ嬉しく思います。

テーマ①の脚長ではお話できませんでしたが、国の生活習慣や子育て方法にも色々な違いがあります。

世界で今1番速い脚、駿足のボルトの国では子育ての際、足や手を片手でぶら下げたり頭蓋骨を持っただけでぶら下げたりする習慣があるそうです。

そのせいか、その国の人々の首や腕、脚が長いそうです。

ご存知でしたか？

驚きますね。

急に模倣のできる話ではありませんが、関節の間が空いて関節の詰まらない人間が育つのかもしれませんね。

生まれてすぐの赤ちゃんの脚をまっすぐにするために布を巻くという国もあるそうです。

日本人は股関節に悪影響の歩行器を便利がったり、正座のなどの脚が歪みやすい習慣がたくさんあります。

脚の話に逆もどりしてしまいそうなので「首長美人」に入ります。

首が長いといえば、首長族の輪の首飾りやバレリーナの美しく長い首をすぐに思い浮かべます。

身体が前後左右に曲がったり、歪んだりしていないのが共通点ですね。

頭蓋骨の重さは約5～6㎏と言われています。

お米の5㎏を持ってみて下さい。

重いですよね？

私達の身体（背骨）は毎日この重さを支えているのです。

単純に私達の身体は嬉しくて感動したり、美しいと褒められたりすると首は伸び、嫌な事でがっかりしたり、夢中で何かを考え込むと首は下がって短くなります。

頭蓋骨が下がり33か所の背骨の骨の関節が詰まると人間の身体の大切な臓器の働きも悪くなります。

 

“首の長さは美容や健康にも関係するのですか？”

 

美男美女と一般的に言われる人々は頭も小さく、8頭身で首も長く、腕や脚も長いものです。

又、前後左右の曲がりや歪みもなくシンメトリーな顔や身体の持ち主は健康でもあるのです。

 

“首の長いシンメトリーな歪みのない身体は太らない？”

美しく痩せているのに良く食べる人、そんな人が貴女のまわりにはいませんか？

背骨に歪みがなく内臓の働きが良い人は同じ量を食べても太りにくいのです。

 

“首の長さはどこでチェックするのですか？”

健康で美しく正常な首はⅤライン（天然のネックレスとも呼ばれ胸鎖乳突筋が発達しているもの）がはっきり見えます。

又、首のシワもありません。

 

“首のシワはとれるもの？”

もし首にシワがあったり、Ⅴラインが見えなければその人はもっと首が長くなる可能性があり、美しく健康な首になれるということです。

私が20代の頃、

「首のシワは15歳から始まり、目のまわりと首には皮脂腺が少ないので

アイ&スロートクリームを塗りましょう」

と教わりました。

 

歪み直しやボディメイクを20年以上続けていてたくさんの女性の首のシワが消え、首長美人ができあがるのを目にして、新しい発見がありこの仕事を選んで本当に良かったと実感します。

是非、鏡でチェックしてみて下さい。

次回は今回に続いて、「鎖骨バスト美人」についてお話したいと思います。