背骨の不調ー腰椎
2021.11.03
人間が立った時、背骨の一番下にある尾骨は、進化の過程で歩くようになって短く退化した部分。四つ足で歩いていた頃の尾骨は上下に動かせていた祖先が2本足に立つようになり、背骨のSカーブがバランス良く椎骨で前後左右に曲がったり回旋できるようになりました。そして現在のように人間が走ったり、歩いたり、座ったり、寝たり自由に動けるような下半身の股関節、膝関節、足関節等になり上半身の肩やひじ、手首や手の関節に発達し、首も前後、左右、上下に自由に動かすことができるようになり全身の200個以上の骨が関節で連携した現在の人間の形になりました。
最近では男女ともに“美しい人間のカラダ”を目にすることができる機会が増えました。新体操や男子の体操競技、スケートでも美しい日本人が大活躍し”何と美しいバランスの良いカラダ”に感動します。
多くの芸術家が”自然界から学びとることは多い”と言われているのに納得します。自然界で見つけられる美しい景色や物の形を良く観察することで新しい発見があり感動します。
“人間のカラダ”が益々美しく変化するのを観察だけでなく、忍野八海の人面魚やシンガポールの人面昆虫を観ることは楽しいものです。
どんな時代になっても人間の心の喜怒哀楽の感情と自然界の美しさに感動し惹かれる心は忘れず大切にしたいものですね。
では、また。