背骨周りの不調ー胸椎と腰椎詰まり
2021.10.07
以前ご紹介した診断結果横チェックでわかる4タイプ
イラスト②のような場合とは反対に美意識があり、いつも姿勢を良くしようと意識しすぎて、反り過ぎたり背中に力が入り過ぎると背骨のSカーブが深くなりすぎます。③のような背中の胸椎下部から腰椎まで負荷がかかるとその背骨の椎骨の側から流れる神経伝達や体液の流れも悪くなり、連動している臓器の働きも悪くなってしまいます。
この場合はいつも背中を正しく姿勢をキープすることを心がけているため、肩や腕、背中、腰に力が入り疲れやすく、良い姿勢がキープできないとカラダが下がりやすくなってしまいます。
背骨の胸椎の下部から下の腰椎への負荷がかかり椎骨が詰まりやすくなってしまいます。
影響される臓器は胸骨下部の「肝臓」「膵臓」「腎臓」ウエストから下の腰椎から連動する「腸」「子宮」などの臓器の不調につながります。
また、「狭窄症」「側湾症」「猫背」「ぎっくり腰」「腰痛」などの椎骨詰まりの原因にもなってしまいます。
人間のカラダを良く観察するとミンクやリスと同様に背中面に体毛が多く生えています(脚は前側にうでは外側ぎみに)体毛が多く生えている筋肉を使うと交感神経も活発に働きます。長時間交感神経を使いすぎると体力を消耗し、弊害もでやすくなってしまいます。
背中面は長時間、張りつめることを避けながら、交感神経と副交感神経をバランス良く使うことが大切です。
人間も猫や犬がお腹の毛の少ない側を広げてリラックスしている姿を見習いたいものですね。笑
では、また。