ダイエットとホルモン
2021.06.21
私たちのカラダはコロナ禍では、内外から様々な刺激を受けています。
今までに経験のない刺激で、神経系と内分泌系の2つの働きのバランスが崩れると、血液やリンパの流れも変化してカラダの状態が安定できなくなります。(太る原因には循環が悪くなることがあげられます)
身近な男性ですが、コロナ禍で家にいることが多くなり美味しい料理を作り楽しいと喜んでいましたが、あっという間に10kg増えていたと報告がありました。
汗や唾液、消化液は臓器や組織から導管という管から分泌されます。この分泌を外分泌といいますが、それに対してホルモンと呼ばれる内分泌は、臓器や組織を通らず血液中や体液中に分泌されます。
内分泌腺で生産されたホルモンを循環器系に分泌し、血液で運ばれて作用を及ぼします。
このホルモンの量が、不足したり過剰になったりすることで痩せたり、太ったりする異常も現れます。
この男性の場合は、単なる運動不足ではなくホルモンの量が過剰になったとも言えます。
脂肪分解ホルモン(ノルアドレナリン)は、自律神経のうちの交感神経系が活性されて分泌されるホルモンで、脂肪分解ホルモンともいわれています。
男性の場合はこのホルモンを刺激し、活性することで女性よりも短期で脂肪分解が促進されます。
では、また。