最近では「ボディメイク」ということばが使われ、”美しいカラダにつくりあげる”と意味で理解されるようになりました。

平成元年から研究したボディメイクマッサージは筋肉や脂肪を強くもみこむマッサージではなく、関節のまわりの筋肉をほぐしながら骨を正しい位置に誘導する全身マッサージでカラダの手や足の末端から皮膚や筋肉にアプローチして、血液やリンパの循環を良くし、神経やホルモンの働きを促すという施術ですが、技術者にとっては１分も休む暇もなく自分の呼吸とお客様の吸収をあわせる必要があり、難しいテクニックを求められます。

お客様のカラダの皮膚や筋肉、骨のそばにある「ファシア」を考えながら施術していくと、カラダの受容器が反応して徐々にしなやかなカラダに変化していきます。

無駄で余分だと思われているセルライト（脂肪）もカラダにとっては必要で意味があり、脂肪が蓄積される意味を理解しながらカラダを触ることが重要です。

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自分でも皮膚の表面から「ファシア」にアプローチすることができますので、朝晩の着替えやお風呂上がりにやってみて下さい。

下半身の姿勢に注意しながら皮膚表面の受容器にやさしくソフトに触るタッチ法で。また、もう一段階、圧を加えて皮膚の下の「ファシア」にアプローチする軽擦法や強擦法で全身を同じようにやさしくマッサージしてみて下さい。

では、また。