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病気に負けないカラダをつくる⑥

2021.02.14

上半身の不調の多くは首の骨(頸椎)の前傾歪みと、上半身の背骨の胸椎の前傾歪みが原因になることがほとんどです。

 

あなたはパソコンやスマホを使っているとき背中を丸めたり、あごを前に突き出した姿勢になっていませんか?

このような首猫背背中猫背の姿勢が習慣になると上半身の臓器(胃・気管支・肺・心臓)の不調につながります。

これは脳と臓器をつなぐ自律神経を含む神経やリンパの流れが滞り、脳からの命令が体に正しく伝わりにくくなってしまうからです。

デスクワークや立って行う料理や掃除などは頭の側頭筋(耳の上)や頭の後ろのうなじを上に伸ばすように心がけたいものです。

 

上のように首を上に伸ばしながら片方のひじだけを回す上図のイラストのガイアの代表的な「ひじ回しエクササイズ」は両ひじを同時に回す肩回しや二の腕回しとは違い、骨や筋肉周りのファシアや腱をより伸ばすことができ、脇下の腹斜筋を引き締めながら肩関節までをほぐすことができより効果的です。

また、片方のひじ回しは筋肉や骨を動かす事で熱を作り出せる他、リンパの集中する脇周辺の筋肉を動かすことになり、リンパ管に溜まった老廃物や余分な水分、脂肪の排出が促され代謝が上がり、ムクミや肩コリ、首コリ、背中コリの解消ができ血行も良くなるので上半身の冷えをとり不調を解消することにつながります。

 

 

次回は、上半身の不調の人の特徴をご紹介します