ギックリ腰の直し方
2023.09.08
自分でも知っていれば直せる背骨の病気や不調に「ギックリ腰」があります。
腰椎ズレによる「ギックリ腰」の経験者は多いように思います。
重い物を持って腰回りの筋肉が硬くなったあと、急激に体を曲げたままゆるめて重い物を下ろした時、椎骨が神経を圧迫して脳が慌てて筋肉が硬くなったまま元に戻らず痛みが走ってしまった人。
長時間のデスクワークで、上半身の重みで腰椎の間が詰まりそのまま周りの筋肉が硬くなって、動きだしたまま元に戻らず神経を圧迫してしまった人。
体を冷やしたままで、長時間座っていた状態が続き急に動いた人。
原因は様々ですが、直し方はシンプルです。(初めて体験される方は精神的ストレスもあるので病院をオススメします)
ギックリ腰を再発しないためにオススメするのが、
①痛みであわてて脳を刺激しないこと。3〜4日は無理に動かさず安静にして待ちましょう。
②3〜4日過ぎる頃からバスタオルやシーツで丸めた直径12〜15cmの固い枕を作り、そっと寝たまま背骨に入れます。5分程経ったら別の場所の椎骨に入れ、無理せず自分で10箇所程ズラしながらゆっくり繰り返します。
③1週間程で体が動かせるようになったら②と同様に丸めたバスタオル枕を入れ、ズラしながら「ひざ倒しエクササイズ」をしましょう。
くれぐれも慌てて無理な仕事や無理な応急処置をしないことをオススメします。
カラダの脳は、こんな簡単なことで直せると理解できるとギックリ腰の再発は防げるようになっていきます。
ギックリ腰の原因を知り、正しく対処すると脳は安心して筋肉も硬く固まらず、ズレたまま神経を圧迫することで痛みが走ることがなくなるのが不思議です。
「自分でこんな簡単なことで直せるの?」と驚かれますよ!