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心と体の疲れのサイン

2023.07.27

“疲れること”は最大のエイジングや不調の原因になります。
“疲れること”は”姿勢がくずれること”は相関関係になっています。
疲れると風邪を引きやすくなり、発熱し体にだるさが出て動くことができなくなり、休養することになります。風邪を引くことはカラダが疲れていることを知らせるサインとして症状が現れ、集中力がなくなったり、飽きっぽくなったりすることで、やる気が出ないという状態になり休を休ませることになります。

人間は動物と違い、前頭葉が発達しているため意欲ややる気が優先して勝ってしまうと「疲れに気づかないカラダ」なり、病気にかかりやすくなるという特徴がありますが、気づかす行き過ぎると最悪過労死にもなりかねません。
また、カラダが疲れたまま無理をすると心が疲れ、後ろ向きな心になり、物事に諦めやすい性格に変わり劣等感に陥り、心の病を引き起こしていることも珍しくありません。
姿勢の悪さを解消することは、心の疲れも癒し体の疲れも取り除く働きがあります。
上半身の猫背姿勢による胸郭前傾は、肺の働きを阻害し上半身の内臓下垂につながります。体の疲れからくる風邪の症状を引き起こすウイルスから守る白血球の働きを促すことは、免疫力を高めることにつながります。
免疫力を上げ回復力をつけるためには、心の疲れと体の疲れを分けて考え、体の疲れをとることを心の疲れをとることより先に優先することが重要です。
カラダの疲れが取れると脳の疲れも減少し、考えることが前向きになり心の疲れも取れていきます。
発熱がおきるほどの体と心の不調を取り去るためには、2〜3日カラダを動かさないでゆっくり眠ることが大切ですが、発熱が落ち着いたら少しずつ体を動かすことが体と心の疲れを癒すことになるため、体からのサインを見逃さず生活習慣や仕事の量のバランス調節が大切だということを気付かされ、それ以上の不調を招かなよう気をつけたいものです。

サロンにはじめて訪れる太り過ぎや歪みによる不調を訴えるお客様のほとんどが”疲れている”ことが原因ですので、激しいエクササイズよりも共通して始めることは無理のないゴロ寝や座ってできる関節に負荷をかけないエクササイズから始めることが大切です。

まず、最初に自分の心と自分のカラダの疲れを知るセルフチェックをしてみましょう。

心チェック
①思考力が低下している
②よく眠れない
③憂鬱な気分になる
④自分の体調に不安がある
⑤働く意欲がおきない
⑥ちょっとしたことが思い出せない
⑦まぶしくて目がくらむことがある
⑧ボーッとすることがある
⑨集中力が低下している
⑩どうしても寝過ぎてしまう

体チェック
①微熱がでる
②少しの運動や作業でも疲れたり、だるく集中力がない
③体が冷えやすい
④筋肉痛がある
⑤便秘になりやすい
⑥リンパ節が腫れていたり、むくみがある
⑦頭が重かったり頭痛がする
⑧睡眠が浅く一晩寝ても疲れがとれない
⑨のどに痛みや関節が痛む
⑩歩くのが遅く、猫背になっている

心チェックも体チェックも4個以上あると疲れているサイン!
カラダの声に耳を傾け、鏡を使って姿勢や体幹がくずれていないか?を良く観てみましょう!