美しく健康なバスト1
夏に向かって薄着になり、肩甲骨の美しい背中やデコルテ、バストの形や大きさ、高さが何気に気になる季節になりました。
中でもバストは自信が持てるバスト、逆に隠したくなるバストなど個人差があり、ボディラインの背面の脚→ヒップ→背中→前面の顔→バストと目線が動き、目立つボディ部分と言えます。
出版本の体験談でご紹介したことがありましたが、大学受験のお祝いに娘さんから「バストの整形手術がしたい」と打ち明けられ、お母さんが知人に相談されて娘さんとご一緒に来店されました。
カウンセリングでバストチェックを実際にさせていただきました。
左右のバストの大きさの違い、バストの形、バストの高さを拝見させていただき、バストの希望がどのようなものかを伺いました。
その娘さんの遺伝子は、巨乳になるほどのホルモン分泌はボディメイキングでは難しいと判断させていただき、以下のような質問をさせていただきました。
①どうしても今、手術が必要なのですか?→→はい
②バストの希望の大きさはどのくらいですか?→→はっきりわからない
③バストづくりの期間を2〜3ヶ月いただけますか?→→はい
お二人の前で確認して提案したことは、
①遺伝子的にホルモン分泌が関係するため、巨乳にはならないこと。
②生活習慣やカラダの歪みで、左右の大きさがかなり違うこと、形が丸くなく変形していること。バストの高さが上半身の歪みで下がりアンダーバストが広がり、トップバストの差がなくなっている事でバストが綺麗に見えていないということ。
③期間は若いので続けることで目標は3ヶ月必要なこと。
④女性は出産や授乳期があるので、整形手術はなるべく出産後にしたほうがよいということを親子で確認し理解していただくこと。
⑤ボディメイキングでのバストの大きさには限界があることを理解していたくこと。
以上をお二人に確認の上、ボディメイキングをはじめ、バストを綺麗にするためには脚の歪み、骨盤の歪み、背骨の歪みを正しながら左右差を均等にすることが重要で、その人の無駄な所に分散している余分な脂肪を整理し、カラダを整えることでバストとヒップに膨らみが集まり形が出来上がり雑誌に体験談を掲載させていただきました。
3ヶ月で大きさも気に入ってくださり、脚の歪みが整ったことを喜んでいただきました。
このようにバストの悩みを身近な人に相談できた例は珍しく、”一人でどうすれば良いか?”と悩む人が多いように思えます。
まず、美しいバストづくりおいて、最初にできることは鏡や写真でのバストチェックです。
バスト下がりの原因やバストの形が悪い原因を知り、全身の歪みを下半身から正すことが大切なので、脚の歪みを直すエクササイズやストレッチ→股関節の歪みを正すエクササイズやストレッチ→骨盤の歪みを正すエクササイズやストレッチ→背骨の前傾曲がりや左右曲がりの歪みを正すエクササイズやストレッチで前首、前肩、猫背、いかり肩をその人が本来もっているボディラインに戻すことで、美しいバストが出来上がります。
バストに自信が持てると、洋服選びも変わりボディラインを際立てるようなオシャレな女性になっていきます。
バストチェック方法は、下図のようにバストトップが肩とひじの中間になければ下がっています。
また、バストが下がって小さい人は胸郭の上の方が猫背や前首、前肩が原因で肺が圧迫され、狭くなり、肺活量も少なくなっている人が多く、上半身の内臓も下垂しウエストのくびれがなくなりポッコリお腹になってしまいます。
また、バストは下がっているだけでなく胸郭が前傾するので、両方のバストが理想のバストの位置から外側に広がってしまいます。
脇下をなであげ触って脇下までバストが広がっていないか、チェックしてみましょう。
バストが正しい位置に戻ると、70歳までは乳首の位置も高くなり、中央にバランス良くおさまり丸い形に変わっていきます。
バストが綺麗な丸みのある理想の形になるということは、背中や脇下の余分な肉が正しいバストの位置に移動し収まったということになります。
バストは背中よりチェックしやすいため、カラダの歪み具合を知るわかりやすい部分です。
美しいバストづくりでは、男性的な筋肉の肉付きや骨格づくりにはしないということに注意が必要です。
是非、バストをよく観てチェックし、魅力的なバストづくりをしてみて下さいね。