お尻の形や肌色とホルモンとの関係
お尻の形はまったく遺伝が関係しないわけではありませんが、エクササイズやストレッチで形を変えることができます。
お尻は筋肉が衰えると、下がりやすくなります。また、骨盤が横にズレると幅の広いお尻が出来上がります。
股関節が歪み、ズレているお尻は脚の付け根が横に広がったお尻になります。
スポーツや踊りの種類別により、お尻の形が変わることがあります。
ピッタリとしたウェアーで競技をするフィギアスケートとスピード競技のスケート選手のお尻や太ももを比較するのも興味深いものです。
また、新体操の競技種目によってもお尻の形が変わるのを何度も観てきました。
記憶に残る元スケート選手の安藤美姫さんのジャンプに力を入れていた頃のお尻と、元スケート選手の荒川静香さんがオリンピックで好成績を収めた後の安藤選手のボディラインは、競技の内容を変えたことでお尻や脚の形が変化したことに気づかれたでしょうか?
また、他のスポーツでも選手生活を終えるとカラダのボディラインが変わった多くの女性選手がいます。
一般的にバストとお尻の形は、女性ホルモンの影響が現れます。
カラダを鍛え酷使しすぎると、体脂肪率は下がり、バストやお尻も形が変わり、バストは小さくなり、お尻が小さく丸みが消え、肌色はオークル系に変化しやすくなってきます。
また、筋肉を酷使するようなスポーツでは、生理も排卵も止まる場合があります。それらは女性ホルモンが減り、男性ホルモンが増加するためだと考えられます。
女性の独特な丸みのあるバストや美しいお尻には、う(うるおい)な(なめらか)は(ハリ)だ(弾力)け(血色)の肌が必要ですが、残念なことに男性ホルモンが増加すると、美しい肌色や女性らしいボディラインのお尻とはかけ離れてしまいます。
私の仕事では、整体で関節をほぐしながら骨の位置をずらし、体型を整えることや筋肉や肌を触りながら関節を正しい位置に戻し、血液やリンパ等の体流を良くし、神経を刺激し、ホルモンを正常に導いていくことです。
中でもホルモンは、様々なことに関与している為、難しいことですが、ホルモンが正常に働いているか?を知り、判断することは可能です。
やはり、その人が何を求め、何を目標に、どんな形や肌色にしたいか?を察知することが大切です。
長年、希望や目的、好みを良く理解して寄り添い、その人に必要なボディラインづくりをするよう心掛けています。