背骨と骨盤・股関節
2020.10.09
人間が進化した事で頭蓋骨や背骨の骨は横並びでなくなり、重なるように縦に並ぶようになりました。頭の重さで首の骨も詰まりやすく背骨の約33個もある椎骨の間も縦に重なり合うことで骨の間が詰まりやすくなりました。
足の底から連動する背骨を支える上半身の体幹をしっかりキープするための筋肉が弱くなると、背骨の下方にある骨盤と連動する仙骨も下がって骨盤を形ずけている5つの骨がズレたり歪んだりします。
男性と違って女性は出産するため、骨盤まわりの筋肉は伸縮するようにできています。
女性が男性に比べ、更年期を迎えるとさらに筋肉は弱くなりがちになり、骨盤周り(腰まわり)が横に広がってきます。
すると、脚のつけ根の股関節もズレ、歪んで太ももの上が横ハリになります。
横ハリだけでなく上半身の猫背の関係で骨盤も前後にズレていきます。
そのズレや歪みが大きくなればなるほど、体流の悪い太りやすい体質に変わって、体型くずれがあっという間に始まってしまいます。
次回は、骨盤と股関節のズレや歪みに原因する「脚の歪み」についてご紹介します