夏の美髪ケアー②
2020.08.24
前回、美しい髪を育てるには植木の水が茎や葉だけでなく根本にも水分が必要なのと同じように、地肌と髪に皮脂と乳化する水分が必要なことを理解していただけたと思います。
とくに夏の太陽の紫外線にさらされる分け目や生え際、つむじの部分には乾燥から守る工夫をしながら水分を与えましょう。
夏は清涼感を出すために揮発性のトニック類も発売されていますが地肌が乾燥して皮脂が異常に分泌しやすくなるので注意しましょう。
皮脂は、毛髪が短くても長くても3分の2の長さまで行き渡りますが、毛先3分の1は届きません。毛先から3分の1の部分にはトリートメント剤やヘアーオイルを丁寧に塗布し、毛髪表面の毛表皮を傷つけないタオルドライやドライヤー使いが大切です。
シャンプー時には、しっかり水分を補ってからシャンプー剤を手にとって塗布し、直接頭頂に振りかけないで耳の後ろから上に向かってなじませましょう。また、シャンプーを付けている時間は短く、ゆすぎやトリートメント時間は少し長めに丁寧にしてみて下さい。
また、夜シャンの人は睡眠中皮脂が出ているので朝、髪の寝ぐせ直しをしながら水分を与えましょう。
では、また。