夏の疲れ③
2020.08.13
前回に続いて、夏の疲れをとる食事の取り方も大切です。
夏の胃腸の疲れは、肌の乾燥、くすみ、クマ、ムクミ、たるみ、体重の増減、不眠などに現れます。
体重の増減は、夏ヤセタイプと夏太りタイプに分けられます。
夏の慢性的な発汗は、塩分やビタミンが体から排出されすぎて胃酸の分泌が減少します。
すると、消化力が衰えるので食欲不振になり、無理して食べていると吹き出物や口内炎になったりします。鏡でチェックしてみましょう。
腸も室内外の温度差やストレスで自律神経が乱れて腸の働きも弱まります。
「スタミナが続かない」「すぐに疲れる」という人は、下の①〜④に気を使い疲労回復を心がけましょう。
①胃もたれ感や膨満感のひどい人は一回の食事の量を減らして、何回かに分けて食べるようにしましょう。
②垂れ下がった胃を上げるために、内臓下垂を防ぐお腹やウエストを引き締めるエクササイズをしましょう。
③消化に時間がかかる肉類や脂肪が多い食べ物を控え、よく噛んで食べるようにしましょう。
④胃の内容物を早く腸へ送るため食後の30分は動きすぎず、体の右側を下にして横になりましょう。
ついつい、冷たいのどこしの良い飲み物や体を冷やす食事も多くなりがちですが、消化吸収のよい食事を心がけ胃腸をケアして夏バテを防ぎ、真夏の暑さに負けない肌作り、体づくりに努力したいものですね。
では、また。