おかげさまで「死ぬまで歩くには1日1分股関節を鍛えなさい」がまた重版になったと知らせが届きました。

その本の中で股関節の手術後６０才でガイアの施術とエクササイズをお伝えし、猫背がなおって背が伸びた！という９０才のお客様が掲載されています。左右の「脚、足」が均等に動き正常で元気に歩かれ、電車で座席をススメられても座らないで大丈夫と遠慮するような方でした。

残念ながら最近亡くなられましたが、最後まで気骨もしっかりされていて本当に素敵な女性でした。

ある時、すっかり元気になられたその方が病院の勤務中、脚が不調のためソロリソロリ歩いていた女性にご自分と同じように歩けるようになりカラダが変われる事をお伝えしたくて声を掛けたそうです。それが喜ばれるどころか、その人は不快感を露わにされたことで大変驚いたそうです。そのことで”思いを伝える事の難しさ”を痛感したと話して下さいました。

私の仕事は不調を自覚された方が来店されて、お会いする事ができますが、そうではない場合の“言葉がけ”の難しさを知り温かく見守ることを心掛けるようにしています。

NHKの番組で”股関節”がとりあげられる事は嬉しいことでしたが、逆にそれだけ「変形性股関節症」や「ひざ関節症」で悩まれている方々が多くなっているということだと思います。

“自分の脚で長く元気に歩ける”ように日々努力したいものですね。

では、また。