今日は雨、桜が散ってしまいますね。

春は上下の気温差がとても激しく動く季節。

じっと寒さに耐え、力を温存していた植物にとって、みなぎってくる季節ですが、人間にとっては？体力を消耗し疲れやすく、昔から”春眠暁を覚えず”というように眠くなる季節でもあります。

股関節と肩関節は球関節という関節で、この２つの関節のまわりの筋肉は混みあいながら複雑にからみあっていて、腕や脚を自由に動かすことができるようになっていて、しかもカラダの循環をつかさどる血液とリンパの流れにくい部分です。

この部分が正しく機能していないと循環機能は停滞し、カラダの毒素も外に整理して排出できにくくなります。

毒素を排出する為に排出機能を助けてくれるのが体表表面の皮膚の毛の根本の皮脂腺や汗がでる根本からの汗腺です。

皮膚からの分泌が多くなると吹き出物やニキビの原因になります。

さらに春は上下の寒暖差の激しくなる為、自分の意志に関係なく働いてくれ、体温調節をする自律神経にも関係し、さらに疲れが溜まることが影響して不調につながっています。

カラダを守る目や鼻からの防御作用が原因でおきる花粉症や日光からの防御作用の涙目の不調にも関係します。

また、カラダの毒素の排出がうまくいかないと手や足、顔などの皮膚から塗り薬によって吸収された副腎皮質ホルモン（ステロイド）も手や足から排出が多くなり手足のひび割れ等の不調につながるのも春なのです。

まだまだ続く行動制限やデスクワークによって、股関節や肩関節の動きは鈍くなりがちです。球関節の肩関節と股関節のエクササイズを心がけ、不調が現れたら、不調の原因を確かめながら良く眠り、消化の良い食事、ストレスを避ける工夫をして体調を整える習慣をつけましょう

では、また。