免疫力をあげる呼吸と免疫力③
日本人に多い首コリ、肩コリの原因は首の後の後頚筋や肩まわりの僧帽筋や三角筋、背中の脊柱起立筋や広背筋などの上半身の血流が悪くなることがあげられます。
カラダがリラックスする事と、ほど良い緊張感がメリハリ良くバランスが取れていると血流が良く促されます。人間は進化の過程で立ったり座ったりすることが多くなり、上半身の背骨が縦に立つことで、脊柱の関節は重力の影響を受け詰まりやすくなっています。
日常生活では首が前に出て上半身が前傾になり背中を丸める動きが多いものです。逆に首を後ろに引き背中を反らせることは少ないものです。
筋力が弱り前首、前肩、猫背になると背骨の関節は詰まってきて、関節の周りの筋肉が次々と硬くなってしまいます。
今回は“簡単にいつでもどこでもできる”上半身をほぐすエクササイズをご紹介します。
直接肩関節にアプローチするエクササイズ「立ったひじ回し」「立ったうで回し」ではなくゆび関節→手首関節→ひじ関節→肩関節までをほぐし背中の肩甲骨周りの連動する筋肉をほぐすボクシングのボディーブローの打ち方のように徐々に効果が出る「反り手」「きつね手」「ゆび回し」のエクササイズでは二の腕太りやいかり肩が変わり、首コリ、肩コリ、猫背も改善され、免疫力が上がるための肺や肩甲骨周りのしなやかな筋肉が徐々にできあがります。
例年にない寒い日々が続きました。”手足がしもやけ”になったという人にお会いし手を観せてもらいました。私はカウンセリング時、必ず「手」の診断チェックをしますが、やはり指先から手首の上まで赤紫色に色が変わりつつありました。
変色のある人は自分では気がつかなくても「肩コリ」「首コリ」と共に上半身の肺や肩甲骨周りの筋肉までが硬くなり、呼吸も浅くなりがちです。
寒い季節、直接手を観て肌色をチェックし、全身も鏡で観て体型チェックしてみて下さい。
では、また。