やっと肋骨に着目されて嬉しく思いました。

パリコレのモデルさんの中には、ウエストや肋骨まわりを細くしたいと下の肋骨を取り去る手術など、ウエストのくびれを強調する洋服を着るためには涙ぐましい努力の方法も考えられました。

特殊な職業を除いてはオススメできません。

“肋骨が外側に開くと上半身の内臓（胃）などが下がりやすい”

四つ足の哺乳動物では上半身（前半身）の内臓が下半身（後半身）の内臓を圧迫することはありませんが、人間にとっては進化の過程で2本脚で立つようになったことで下半身への内臓下垂の影響や関節の負荷は重要な問題です。

長い時間をかけて、頭が持ち上がり、手が使えるようになり肩関節や股関節の関節も進化し、筋肉の形も変わり脳も発達しました。

赤ちゃんが四つん這いで歩き、ハイハイができるようになるのをみても良く理解できます。

赤ちゃんのお腹はくびれていません！大人に成長してくびれができてきます。

また加齢と共に筋肉が弱ると背骨が前傾し、腰や下半身に負荷がかかりお腹が出やすくなってきます。

50年前は腰が曲がった人を良く見かけましたが、今では長命で背筋が立った姿勢の良いお元気な方々が多くなりました。

くびれは下半身の関節や筋肉を正さないと出来上がりません。

下半身の足から無理なく鍛えて、脚→下腹→ウエスト（くびれ）→肋骨の上がった健康な胸郭→正しい鎖骨のデコルテを作って健康で美しいカラダをできるだけキープしましょう。

では、また。