腸の役目
2021.06.26
腸の役目は食事から栄養を吸収し、うんちを作り排泄する生きていく上での基本的な営みを支えています。
1「口」は食物をとり込み噛むことで唾液と混ぜあわせて、体内に吸収されやすい形に変えながら雑菌の繁殖も防いでいます
2「胃」は食物をいったん溜め込みながら雑菌の増殖を防ぎながら、胃液と共に食べたものをミキシングしながらより消化吸収されやすい形にします。
3「小腸」は全長6〜7mあり壁には細かい繊毛があり栄養素の90%が吸収されます。
吸収された栄養素は、リンパ管や毛細血管を通って全身に運ばれ、残りの10%は2〜4時間かけて大腸に運ばれます。
4「大腸」は長さ1〜1.5mあり、自律神経によってコントロールされている蠕動運動をくり返しながら1〜2日かけて10%の栄養分と水分を“うんち”につくり変え肛門に運びます。
5「肛門」うんちの排泄やオナラなどの余分なガスを排出します。
あなたの「腸」と「便」の特徴は?
健康腸
善玉菌が多く赤ちゃんの時の便のように黄色で、軽く細く臭いも少ない理想的な便が出る。腸壁もきれい。
老け腸
成長するにつれ悪玉菌が増え、腸の蠕動運動の働きが悪くなり便が太く、硬く色も濃く重くなる。
クサ腸
腸内環境が悪いことで悪玉菌が増え蠕動運動の働きも悪く、便もオナラもより臭くなり、悪臭のもとであるスカトールやトキシンという物質が発生し、腸から吸収され血管内に吸収された悪臭は全身にも運ばれ体臭にも関係します。
次回は、腸から運ばれた”カラダの臭い”について。
では、また。