カラダの不調(歩き方)
前回、歩く時の足指の方向をご紹介しました。
歩く時は足の骨が固めたまま歩くのではなく、片足で28個の骨が前後にローリングするように歩きます。
最近では、靴底シートも工夫されているものが多くなりました。
着地は「つま先が先」か「踵が先」かは靴によって変わります。
全身の縦に伸びる筋肉が発達して美しく姿勢良く歩ける人は踵着地でも大丈夫ですが、姿勢が悪く体重のある人が5〜8センチのピンヒールを踵から着地すると靴の踵がすぐダメになるからです。
どうしても踵から着地したい人は、前のめりにならないで姿勢を正して歩くために自力でできる「指裏歩きエクササイズ」やカラダを浮かせて歩くための「ウォーキングレッスン」を学ぶ必要があります。
男性は別として女性のウォーキングでは、全身の関節をほぐし抗重力筋を鍛えて、縦にしなやかに伸びるボディづくりをしないと美しく歩くことができません。
また、美しく健康な歩き方のチェックポイントの一つに足音があります。
足音は室内でも屋内でも意識しないと気付かないものです。
「ペタペタ」「ドタバタ」「ドスンドスン」歩きはNG。なるべく軽い音がベストです。
その為には“足のゆびの方向”は親指以外の4指が正面の進む方向に向かっていることです。
手のゆびも足のゆびも4指使いの美しい人は太っていず所作も美しいものです。食事の摂りすぎだけでなく「歩き方」でも太ってしまうことを知っていただきたいと思います。
“ゆび先使いが美しいとカラダもしなやかで美しい”に気付いて「ゆび回し1分ダイエット」の本が出版できました。
ゆび回しエクササイズを習慣にすると上半身の血行も良くなり、硬くなった僧帽筋のセルライトも減り「手のこわばり」「指曲がり」「手のシミやひび割れなどの手荒れ」が解消されるので施術では足のトラブルチェックとともに手のチェックも見逃せません。
では、また。