カラダの不調(のどと声)
幼い頃から家族が音楽好きなのに、私は歌うのが苦手でした。
見ていても歌う際、声が出続けているのに”どのタイミングで息を吸っているのか?”と不思議に思っていたものでした。
カラダづくりのためのボディメイキングを始めて「歌で声を出すことやおしゃべりを楽しむことは、呼吸の吐くことと同じ」と理解できるようになりました。
声を出して(歌って)“ニッコリ微笑む”と紙ふうせんを軽く潰した後、自然に紙ふうせんが膨らむように肺に空気が戻ることがわかるようになりました。
そこで、美しい健康なカラダづくりには「声を出す」しかも「ニッコリ笑顔」が重要だと理解するこができました。
人間は音からカラダが刺激され反応します。美しい声には美容効果や健康効果があります。「声」は脳の無意識の領域にアクセスします。
人はなぜ、かたちのない声に魅力を感じ心惹かれるのでしょう?人は、耳から入った音声を脳内で処理することで、まず感覚として情報を処理します。脳には自覚的に意識できる領域と無意識の領域があり、外見などの視覚情報は意識分野で処理しかできないのに対し、「声」は脳のほぼ全域に働きかけるそうです。「声」には、情報量が多く骨格や体型といったあらゆる個人データが含まれているそうです。意識分野では処理できないそれらの情報も脳の無意識領域が読み取るため、声はとてつもなく大きな影響力をもつそうです。
カラダの関節を緩めてほぐすボディメイクマッサージでは眠っていただくこともありますが、筋肉を誘導し脳の意識を変えるための「関節ほぐし」や「骨格矯正」「エクササイズ」「ストレッチレッスン」では自分もあえて「高くしっかりした声」を出すように努めています。
歌うことは免疫力をあげる肺活にとても良いので「声を出して歌う事」をオススメします。
また、踊り手のゆび先が “しなやかな動きで美しい”こともボディメイクを考える上でとても参考になりました。
なるべく多くの「バレエ」「歌舞伎」「演劇」などを観賞することで視覚と聴覚から刺激を受け”美しいカラダづくり”のアイディアやストレッチなどが生まれてきました。
では、また。