「ギックリ腰」の治し方と背骨
自分でも知っていれば治せる背骨の病気や不調に「ギックリ腰」があります。
腰椎ズレによる「ギックリ腰」の経験者は多いように思います。
重い物を持って腰回りの筋肉が硬くなった後、急激に体を曲げたままゆるめて重い物を降ろした時、椎骨が神経を圧迫して
脳が慌てて筋肉が硬くなったまま元に戻らず痛みが走ってしまった人。
長時間の座り仕事で上半身の重みで腰椎の間が詰まりそのまま周りの筋肉が硬くなって、動きだしたまま元に戻らず同様に神経を圧迫してしまった人。
体を冷やしたたままで長時間座っていた状態が続き急に動いた人。
また、コロナでステイホームで散歩もしないで同じ椅子でついつい読書に熱中してしまった人も・・・
原因は様々ですが、治し方はシンプルです。(初めて体験される方は精神的ストレスもあるので病院をオススメします)
ギックリ腰を再発しないためにオススメするのが、
①痛みであわてて脳を刺激しない事。3〜4日は無理に動かさず安静にして待ちましょう
②3〜4日過ぎる頃からバスタオルやシーツで丸めた直径12〜15センチの固い枕を作り、そっと背骨に入れ5分程で取ったら別の場所の椎骨に入れるのを無理せず自分で10箇所ゆっくり繰り返します
③1週間ほどで体が動かせるようになったら無理して立った姿勢のエクササイズや運動を避け、横になりながら②と同様に枕を入れズラしながら「ひざ倒しエクササイズ」をしましょう。
くれぐれも慌てて無理な仕事や無理な応急処置をしないことをオススメします。
体の脳は、自然なこんな簡単な事で治せると理解できるとギックリ腰の再発は防げるようになっていきます。
ギックリ腰の原因を知り正しく対処すると脳は安心して筋肉も硬く固まらず、ズレたまま神経を圧迫することで痛みが走ることがなくなるのが不思議です。
「こんな簡単なことで治せるの?」と驚かれますよ
次回は、骨盤と股関節、脚についてです。
では、又。